第2回 サマーイン・白樺湖合宿 2013年(平成25年)7月18日 |
日本列島にある中央分水嶺のうち、長野県の中信高原、霧ヶ峰・美ヶ原高原を歩くトレイルコースです。コースは長和町の長門牧場から白樺湖、霧ヶ峰、和田峠を経て美ヶ原高原にいたる全長38km。北から東に浅間山、蓼科山、八ヶ岳連峰や富士山、南に甲斐駒、北岳などの南アルプス、南西には木曽駒などの中央アルプスや御嶽山、西から北に乗鞍、穂高、槍ヶ岳が連なる北アルプスと日本が誇る秀峰が味わえる、眺望の良い稜線を歩きます。
霧ヶ峰高原に代表される豊かな自然が四季折々の表情を見せ、美ヶ原高原牧場や野鳥、野獣などの多様な動植物との出会いも楽します。また、1400m〜2000mと高低差が少なく、全5ルートに分かれたコース設定をしているため、子どもから大人、お年寄りまで多くの方が歩けます。 “エコ”が注目されるこの時代に、豊かな自然にふれ、環境を見つめなおすきっかけにトレイルを歩いてみませんか? |
平成25年7月14日(日) 白樺湖夏合宿1日目
東海マラニッククラブ(TMC)呼びかけの第2回サマー・イン白樺高原に参加しました。去年の第1回は、中央分水嶺トレールコースの長門牧場から大門峠までトレールランしました。今年は、大門峠から車山高原、霧が峰を経て八島湿原、車山肩手前まで15kmをトレールランしました。ゴール後はペンションハーモニーに投宿、バーべキュウと生ビール飲み放題の1次会、室内に移動しての2次会、さらに山の歌、唄い放題の3次会の夜遅くまで飲んで、食べて、唄って、騒いで楽しいひと時を過ごしました。 |
信州・長和町は、長門牧場から美ヶ原高原に至る森林帯、高原や湿原、中央分水嶺からの雄大な眺望など
豊かな自然に恵まれ、また、旧石器時代から悠久の歴史を刻んできたかけがえのない「美しの郷」です。
この豊かな自然と歴史遺産を大切にする心を多くの方々と共有していくことを理念として、
霧ヶ峰・美ヶ原 中央分水嶺トレイルを創設しました。 日本の高峰の眺望、草原・湿原の自然観察、山麓や渓流での森林浴、黒耀石など、 自然の神秘と美しさを満喫できるコースとして、皆様に自信を持ってお勧めします。 1.霧ヶ峰・美ヶ原 中央分水嶺トレイル 八ヶ岳・中信高原国定公園の霧ヶ峰・美ヶ原高原は、急峻な峰々の多い日本には数少ない広々とした、たおやかな高原で、百花繚乱の草原や日本の高峰を見渡す素晴らしい眺望が見事です。 ・「妙な言い方だが、山には、登る山と遊ぶ山とがある。前者は、息を切らしあせをながし、ようやくその頂上に辿り着いて快哉を叫ぶという風であり、 後者は、歌でもうたいながら気ままに歩く。・・・当然それは豊かな地の起伏と広濶な展望を持った高原状の山であらねばならない。 霧ヶ峰はその代表的なものの一つである」・・・・・(深田久弥) ・「美ヶ原の範囲はどこまでを指すのか知らないが、南の茶臼山から北の武石峰まで、広濶な山上の草原が、果てしもないように続いている。・・・更に、 北アルプスの最重要部分、槍、穂高の連嶺を、まざまざと眺めることが出来る。その豪快な山容を鑑賞するのに、最も適した距離である。」・・・・・(深田久弥) 霧ヶ峰・美ヶ原 中央分水嶺トレイルは、広大な高原酪農の長門牧場から、蓼科山麓の女神湖、白樺湖、霧ヶ峰の草原や湿原、そして美ヶ原の溶岩台地に至る約38kmのルートです。一部のルートを共有する八ヶ岳山麓スーパートレイルや美ヶ原トレイルなどとつなげて、東西に足を延ばしていくこともできます。 霧ヶ峰・美ヶ原 中央分水嶺トレイルを歩くには、出発点・終点をどこにしても構いません。ここでご紹介するコースなどを参考に、あなたご自身にあったコースを作って歩いてみて下さい。 Region B 大門峠--霧ヶ峰・八島湿原 長武田信玄の信濃進軍に重要な役割を果たした大門峠(1441m)が、このルートの起点です。メインの分水嶺ルートと、殿城山ルート があります。 殿城山ルートは、大門峠からR152(大門街道)を北に1km余り下り、左折してエコーバレーに向かう林道に入ります。 約2kmの殿城山登山口を左折して落葉松林に入り真っ直ぐな登り道、明るく開けた草原から急坂を登り切るとすぐ右が殿城山頂、 左に進むと分水嶺ルートの山彦尾根(殿城分岐)です。 分水嶺ルートは、大門峠から防火帯を登降を繰り返しながら歩きます。白樺湖・蓼科山・八ヶ岳を背に、 左には甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳がみごとです。車山スキー場ゲレンデの北側を廻って、車山乗越を右に登れば山彦尾根 (殿城分岐)です。 山彦尾根は、右に広々した山彦谷(エコーバレースキー場)を見てその縁を進みます。日本の山地には珍しい緩やかな草原の丘が連なる霧ヶ峰高原の眺め、百花繚乱の草原、アルプスや御嶽など四方の高峰をお楽しみ下さい。 南の耳(1838m)、北の耳を経て左折すると、間もなく霧ヶ峰高原北端のピーク男女倉山(ゼブラ)です。八島湿原までは緩やかに下って、湿原の植物を観察しながら木道を八島ビジターセンター(1640m)まで歩きます。 『男女倉山』は、絶対にゼブラ山としてはいけません。八ヶ岳の『冷山(つめたやま)』をガイドが『れいざん』と呼び、テレビが、それを報道しました。『冷山』は、和田峠・星ヶ塔・星糞山などと共に、野尻湖周辺の遺跡群同様、この信州の歴史と人類史発祥の地に深く関連します。決して、呼び名の重要性を軽視してはいけません。 |
平成25年7月15日(月) 白樺湖夏合宿2日目 今日は7時過ぎに起床、朝食の後、ペンションハーモニーから白樺湖まで、走り、その後11時まで自由時間で白樺湖周囲を何周もする人もいました。ラン後は、白樺湖東湖畔の「すずらんの湯」で汗を流し、帰ってきました。 雨にも降られず、強い日差しもなく、標高1000-1500メートルで下界より10-15度気温の低い別世界で楽しい二日間を過ごしました。ペンションハーモニーのユミちゃん(オーナーの奥様)にも再開できました。 |