3月11日(日)第1回京都マラソンが行われました。
これまでに新しく開催された大阪マラソン、神戸マラソンは運よく抽選にあたり参加、東京マラソンも6年目で初めて走ることができ、今回京都マラソンも参加して、都市型と呼ばれる注目の大会にはすべて参加できました。
京都マラソンは約4倍の抽選に当選した15,000人のランナーが午前8時半のスタート前、参加者は西京極陸上競技場(京都市右京区)で黙とう。仁和寺や金閣寺などの世界遺産を間近に巡るコースを走り、平安神宮の鳥居をくぐってゴールしました。
天候は、雲ひとつない快晴のマラソン日和となりました。
しかし、コースは「アップダウンが多く、狭いところもあり危険なので仮装禁止」となっていた通りアップダウンが多くとてもタフなコースでした。
特に9kmすぎでは緊急車両通過ためコースが一時閉鎖となり5分くらい立ち往生、また20km過ぎの長い上り坂では倒れている2人のランナーがAEDで懸命の救命処置を受けていました。
大会本部によると、救急搬送は12件。40代の男性ランナーが一時心肺停止になったが、救命措置で回復。命に別状はないという。緊急車両通過などのため、ランナーを一時停止させたのは4件。
最大高低差が75メートルと厳しいコース設定だが、完走率は95%だった。京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授も出場し、自己最高の4時間3分19秒で完走しました。
仮装禁止のため久しぶりに正装で走りましたが、呼吸も楽にでき東京マラソンより良いタイムでゴールできました。
今週はロサンゼルスマラソンとサンフランシスコ米国西海岸の旅に出かけます。
京都大iPS(人工多能性幹)細胞研究所長 山 中 伸 弥 教 授
京都大iPS(人工多能性幹)細胞研究所長の山中伸弥教授(49)が、11日の京都マラソンに合わせてインターネット上で呼び掛けた研究基金への寄付が、13日までに目標の1000万円を達成した。
山中教授は寄付を募ったサイト上で「みなさまのおかげで、大きな目標金額を達成することができました。いただいたコメントを読むたびに涙が出そうになります。本当にありがとうございます。みなさんのご支援は一生忘れません」とコメントしている。
山中教授は同研究所の安定運営に民間の支援を仰ごうと、寄付サイトに注目。2月中旬に応援大使として出場する京都マラソンの完走を表明し、目標金額50万円から始めたところ、すぐに目標を達成した。
金額を400万円、1000万円と上方修正し、寄付人数は800人を越えた。京都マラソンは4時間3分19秒で完走した。
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