第35回ユーラシア大陸マラソンとカッパドキアの旅 武藤 翔峰 平成25年12月8日
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11月17日(日) 晴れ 11月18日(月) 晴れ 11月19日(火) 晴れ 11月20日(水) 晴れ 11月21日(木) 晴れ 11月23日(土) 晴れ 11月24日(日) 晴れ |
朝5時に起床、天候は晴れで無風、絶好のマラソン日和だ。6:15にオべりクス塔の前に集合し記念撮影。フルマラソンのゴール地点を通過しスタート地点行きのバス乗り場に向かう。そこで河合さんの700回完走の記念撮影、全員の記念撮影を行い、7時のバスでスタート地点に向かう。スタート地点には7:30頃到着、世界中から集まっている特に若い美女ガ−と国際親善をはかりツーショットの撮影をする。今回は26名の走友たちをガイドする責任があるので、負担を軽くするため15kmにエントリーしているので気が楽だ。 15kmにエントリーしたのは、大正解、途中でも多くの写真撮影を行い、ゴールした。河合さんは無事700回を完走、国府さんは6時間45分で完走、薮田さんもひざ通をかばいながら完走、由香ちゃんも見事初フルを完走した。出走者27名全員、フルマラソン、15km、ファンランを完走した。 夕食の完走パーティーは近所の中華レストランで、やきめし、チキン炒め、炒り卵、魚、餃子、えびなど中華料理を堪能した。やはりトルコ料理より中華の方が口に合う。帰ってからさらに葛谷さんたちの部屋で2次会を開きみなの完走を祝福した。 |
今日は19:00の出発まで自由である。各自夫々思い思いに過ごしている。私は10時からトルコ風呂に行くことにした。60リラでまずスチームサウナに入り十分汗をかく。次に泡一杯の石鹸で入念に体を洗ってもらう。その後、大理石の上に横になり、上向け、うつ伏せ状態で体の各部をマッサージしてもらう。つぼの位置をきちんと抑えてとても気持ちの良いマッサージだ。昨日のマラソンで疲れた体には特によく効く。大腿四頭筋、二頭筋、ふくらはぎ、足裏、肩、首など入念にマッサージしてもらう。往復歩いていったが気持ちよく帰ってきた。19:00までのんびり過ごし、迎えのバスに乗る。これからカッパドキア、ギョルメまで深夜夜行バスに揺られて行く。リクライニングも良く効き途中2回のトイレ休憩もあり、快適なバスの旅となった。 |
朝7時30分にギョルメに着く。旅行社の事務所でトルコティーを飲んだり、今晩泊まる洞窟ホテルの部屋割りを決めたり、9時の出発まで過ごす。今日観光するのは、南部の地域だ。Depart
for full day South Cappadocia Tour、Goreme panorama、Underground city、Ihlara
valley to belisirma Village (3,5 km hike)、Yaprakh?sar、Selime Monastry、Pigeon
Valleyなど。 18:00ツアー終了。あらかじめ35リラで夕食を依頼していたが、バイキング方式のディナーのレストランに行った。好きな料理を好きなだけ取って食べる。トルコ料理以外にも豊富な種類の料理があり、スイーツ、フルーツも沢山あり、十分に満腹となる。 洞窟ホテルは日本では珍しく楽しいホテル生活となった。明日は早朝熱気球で5時起床、シャワーを浴び早めに寝る。 |
朝は445分に起き、5時半に迎えのバスが来た。降りると簡単な朝食が用意されていた。朝食を食べ事務所を出発、着いたところでは気球の飛び立つ準備が行われていた。すごい炎がバーナーから噴出し、やがて気球は熱で大きく膨らんでいく。それを大人3人がかりでつなぎとめ、そこへ我々が乗り込んでいく。我々20名にあと3名ほど乗り込み、乗員2名あわせて25名の乗った気球が飛びだって行った。話しには聞いていたが実に素晴らしい光景だ。気球に乗るという体験だけでもめったにできないことだが、その気球から眺める景色が朝日に照らされる静寂の奇岩群だとしたら、これはもう異世界に迷い込んだような感覚だ。静寂の大地の上をゆらゆらと揺う気球に身をまかせ、空からトルコの大地を眺めている。何億年もかけて形成された広大な大地は上空から見るとさらに迫力満点!朝日も同時に拝めて感無量。早起きして行く価値があった。約1時間程度の飛行だったが最高600m位まで上る。降りたら無事の飛行を祝福してシャンパンで乾杯、飛行証明書が授与された。天候の条件によっては飛べなかったり、午後からの飛行になったりすることもあるようだが、今回は快晴、無風の最高のコンディションだった。250mmの望遠レンズを持っていってよかった。静止画や動画など多くの写真を撮影した。 7時にバルーンツアーが終了し、ホテルに戻って朝食をとる。9;15に迎えのバスが来て2日目のカッパドキア北部観光がスタートした。本日は、Pasabag、Devrent Valley、Cavusin old greek village、Goreme open air museum、Avanos pottery demonstrationなどギョレメ野外博物館、きのこ岩、ラクダ岩、3姉妹岩などカッパドキアの名所が並んでいる。スカーフの土産店やじゅうたん、陶器の工場も見学した。 5時半ころにツアー終了し、19;00の集合まで一旦解散し夕食を食べるなどくつろぐ。19;15にバスは出発したが、1時間ほど走った後、故障して走れなくなったので、別のバスに乗り換えてくれと言う。そこで、別のバスに乗り換えると我々の持っているチケットの座席にはすでに別の乗客が座っており、そこを空けるように要求してもどいてくれない。乗務員に頼んでもなかなかどいてくれない。一時はどうなることかと心配したが、ようやく我々全員無事に席に座ることができ、発車できた。また、来る時は2回あったトイレ休憩が、帰りは1回しかないと言う。そこを無理やり頼んで1回臨時にトイレ休憩で止まってもらった。日本人が考えればトラブルだが、現地では日常茶飯事のことらしく、みな普通のように思っている。改めて平和な日本は素晴らしいなと見直した次第である。 7時過ぎにイスタンブールに着くが迎えのバスがなかなか見つからない。係員にお願いし、ネディムに電話連絡し結局現地のミニバス2台でホテルに帰ることができた。 |
帰りのバスで座席がふさがっていたこと、トイレ休憩のたね臨時に止まってもらったこと、迎えのバスが見つからなっかったことなど色々トラブルはあったが、何とか無事ホテルまで帰ることができた。 ネディムには、これらのトラブルを報告し、今後改善してもらわなければ日本人観光客に不信感が広がり今後の観光にも影響が及ぶのではないかと強く訴えておいた。一方で、これらのことはトルコでは当たり前のことで、平和ボケしている日本人にはトラブルと写るのではないかとも思った。 今日は一日フリーだ。各自夫々休憩を取ったり、トルコ風呂に行ったり、買い物に行ったり自由に過ごした。私は土産用のスカーフを買ったり、孫たちの土産を買ったり、Facebookに近況をアップしたりしてのんびり過ごす。ディナーはホテル下のレストランでトルコ名物のケバブを食べた。 |
朝は11時まで自由に過ごし、土産のじゅうたんを買う。ネディムと別れを惜しみ、迎えのバスでアタチュルク空港に向かう。予定通り 14:05のエチハド航空 EY096でアブダビに出発し、20:25に到着、入国審査を受け荷物をピックアップし、ドバイ行きのリムジンバスに乗る。予定通り22:40にドバイマリーナモールバス停に着く。当初からホテルまではタクシーで行く予定だったが、バスを降りると数人のドライバーらしき人たちが、タクシー!タクシー!と叫びながら近づいて来る。料金を確かめると、メーターがあるから大丈夫だという。地球の歩き方によるとドバイのタクシーは、初乗り6AED,1km1.7AEDで約20kmで一台40AEDと計算していた。ところがホテルについて要求してきた料金は一台130AEDだった。理由を聞くと初乗り7.5AED,1km2.7AEDで35km、プラス高級タクシー代30AEDで130AEDだと言う。払え、払わぬの押し問答の末、一人1100円くらいの料金だったのでやむを得ず払うことにした。後で現地の日本人ガイドに聞くと、それは、普通のタクシーより高い料金を要求する白タクだと言うことである。 今後は、屋根に、TAXI と表示のある公共のタクシーを使うべきであると勉強になった。 ホテルは、1年前にインターネットで予約したロイアルファルコンホテル、チェックインし部屋に投宿した。今夜はもう夜も遅いので各自夫々部屋でカップラーメンなど夜食をとることにして休む。 武山さんからのトラブルの報告です。「床上浸水 ドバイのホテルで、初めて浴槽に浸かった。やはりシャワーでは入った気がしないと思っていたら、妻が「床に水が出ている」、という。驚いて飛び出し床掃除。フロントに部屋を変えてくれといったら、満席で駄目、今日きれいにしておくという。ところが翌晩もまた水漏れ、排水が詰まっているようだ。悠長なもんだと驚いた。」 エチハド航空 EY096 イスタンブール空港 14:05 ⇒ アブダビ首長国/アブダビ空港 20:25着 アブダビ空港 エティハド・エクスプレス高級シャトルバスサービス 21:45 ⇒ ドバイ・Marina Mall Bus Station 22:40 メトロドバイ・マリーナ駅→ユニオン駅乗り換え→サラ・アルディン駅 ドバイロイヤルファルコンホテル泊 |
今回の旅はアラブ首長国連邦、アブダビ国営のエチハド航空を利用し、帰りアブダビでストップオーバー(途中降機)し、ドバイで2泊3日を過ごした。ドバイはアラビア半島の最大の商業都市である。早くからリゾート開発や、外資系資本の誘致に力を注いでいた。冬はヨーロッパからの避寒地としても有名。ベッカム(英)やシュマッハー(独)などのセレブも不動産を購入するほど。その目覚しい繁栄ぶりと、戒律の厳しいイスラム教国の中ではめずらしく開放的な雰囲気を持ち合わせているため、「中東の香港」などと呼ばれたりもする。 ドバイは、産油国でオイルマネーがあふれており発展途上の金持ち国である。しかし、オイルはいずれ枯渇し、オイルに頼らなくても発展するようにと、現市長が経済の舵取りをオイルに頼らない国づくり(リゾート開発や、外資系資本の誘致)に転換している。国中、至るところでビル建設ラッシュで数年後には、まったく違ったドバイになっているだろう。 午前中はドバイの見どころをさくっと半日でまわる半日市内観光ツアー。8時前に迎えのバスが来る。男性のガイド、車を乗り換えて他の乗客とともに市内観光に出発した。 ドバイには、世界一が3つある。828m世界一高いバージュ カリファ、巨大なスキー場のあるドバイモール、巨大なスケールの噴水ショー。このいずれも訪れ観光したが、金に飽かせた贅沢は、カッパドキアやイスタンブールの古い歴史、大自然の地から移動してきた者にとって、異次元の世界のようで、私にはやはり大自然の懐のほうが心休まる気持ちがする。 ドバイの人口は200万人、そのうち現地人は1割でインド人が4割、80万人、その他スリランカ、東南アジア、アラブ諸国の人たちが出稼ぎで多くすんでいる。日本人は2500人だ。1971年に独立し42歳になった。アブダビの市長がUAEの大統領、ドバイの市長が副大統領だ。 ツアーは、1955年に建てられ、最近修復された壮大な建造物「マジリス・アル・ゴルファト」から始まり、世界最高峰七つ星ホテルバージュ・アル・アラブの見える海岸に行き記念撮影。次に「ジュメイラ・モスク」に立ち寄る。その後、富裕な商人が建築した風の塔 (自然冷房) 付きの古い建物が残る歴史地区と、「アル・ファヒディ・フォート」へ。ここは、200年以上前の城塞で、現在はドバイ博物館が入ってる。ドバイの歴史や文化が詳しく分かりやすく展示されており、真珠採りで生計を立てていた時代から、貿易センターが建ち並ぶ現在まで、ドバイはどのような発展を遂げてきたかを見ることができる。さらにツアーでは、ドバイ・クリークを挟んだ両岸にあるデイラ地区とバール・ドバイ地区を結ぶ伝統的なアブラ(水上タクシー)に乗りる。運河沿いに立ち並ぶ壮大な建築物、大都市の景観をお楽しんだ。最後に、活気溢れる「ゴールド・モール」を訪れた。 今度は、バスを乗り換え、異文化がひしめきあう大都市と化したドバイの発展を体感できるドバイ ディベロップメントツアーに出発だ。14: 45 ドバイモールの、LGフロアに「Patchi」(パッチ)というチョコレートショップ前で、森田ゆうこさんという若くて美人のガイドの出迎えを受けた。最初に、ドバイを象徴するホテル「バージュ・アル・アラブ」で写真休憩を取り、世界で一番高いビル「バージュ・ハリファ」や、ドバイ沖の人工島「パーム・ジュメイラ」など、ドバイの著しい発展をこの目で確かめた。次に、シェイク・サイード・ロード沿いの高層ビル群を眺めながら、アラブのスーク(市場)を再現したショッピングモール「スーク・マディナ・ジュメイラ」を目指しす。ヤシの木をイメージした人工島「パーム・ジュメイラ」へとドライブ。そして、中東初の屋内人工スキー場「スキー・ドバイ」へと続く。最後は、世界一の高さを誇る超高層ビル「バージュ・ハリファ」で、音と光と水の噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」を楽しんだ。こちらに、世界一のスケールの噴水ショーの動画をアップしました。 http://youtu.be/BDqCVnNFCtg 予定通り7時半にホテルに戻り、朝国府さんとチェック済みの中華料理店でスープヌードル、水餃子、焼き飯、焼きそば、エビチリ、肉野菜炒めなど中華料理をたっぷり食べる。やはり日本人には、中華料理が一番舌に合う。ドバイではアルコールは一切禁止で黙ってワインを持ち込もうとしたが、見つかりお預けとなった。しかし、このお店では日本人向けに心づかいがあり、我々は特別のおもてなしを受けた。それにより我々の不満はいっぺんに解消され、心地よい最後のツアーの夕食を楽しく過ごすことができた。 |
帰今日は移動日。最初は、エチハド・トラベルモールまではタクシーで行く予定だったが、日本人ガイドやドライバーはエチハド・トラベルモールのことを知らず、もしタクシーでドバイマリーナモールまで連れて行かれたら大変なので、確実に行ける方法として地下鉄で移動することにした。そのため、前夜移動マニュアルを作りこのマニュアルに沿って行動すれば確実にエチハド・トラベルモールめで移動できるようにした。 メトロ、サラ・アルディン駅から一日乗車券を買い、ユニオン駅乗り換えることにしたが、ここで1名がちょっとはぐれ、時間を取る。そして無事エチハド・トラベルモールに着く。ここで荷物をチェックインし搭乗券をもらう。その後再びメトロでノール イスラミック バンクから バージュ・ハリファ/ドバイ・モールで下車しバージュ・ハリファ11:30予約済みのため少しモールで時間をつぶした後、 世界一高いバージュ・ハリファ(828m、160階建て)の展望台に登った。しばらく展望台で世界一の展望を楽しみ、降りてから4時まで再び自由行動とし、フードコートで昼食をとった。そこからまたメトロで エチハド・トラベルモールまで移動し、17:00のリムジンバスでアブダビ空港に行き、中部国際空港行きの便に搭乗した。 今回、私が呼びかけたユーラシア大陸マラソンは、みんなの絶大なる協力により、全員事故も怪我もなく帰宅することができた。これが最大のお土産になるのではないかと思っている。 。 エティハド・シャトルバスサービス 17:00 ⇒ アブダビ空港 18:20 エチハド航空 EY889 アブダビ首長国/アブダビ空港 21:45 ⇒ 中部国際空港 13:50 + 着 |