地球の走り方 :


地球の走り方:中国・万里の長城、北京、西安、上海、蘇州、無錫





中国・万里の長城マラソンと中国の旅





武藤 翔峰   平成27年5月20日





5月1日(月)第14回中国・金山嶺万里の長城マラソンに参加しました。
このマラソンは、大阪に留学した経験のある中国人、朱さんが中国と日本の友好のために2000年から開催している大会で、北京郊外の金山嶺長城を走ります。
「金山嶺」は北京の北東130kmにある長城で、明代に建設されました。特徴は数百メートルごとにある望楼と呼ばれる見張り台があります。コースは、一般道は走らず殆ど長城を走ります。制限時間は10時間でフルマラソン3時間30分以内の実力がないと完走するのは難しいそうです。フル、ハーフ、10km、5kmがあり、日本人ランナー50名ほど含め1,000人ほどの参加者がありました。去年フル百のホノルルツアーに参加していた松崎さんが、走友のNo.839本内さんのサプライズ応援のため来ていましたが会えず、急遽レースに参加しました。望楼をつなぐ上り下りの厳しい階段(最大斜度60度)が多く続き、ここまできついコースとは考えてもいませんでした。登りは四つんばい、下りは壁をつたって降りなければ転落の可能性が有ります。私は1周目で7時間もかかり、残りを走る時間が無くなったので15qでリタイアとなりましたが、金山嶺長城の15qを辿ることができ大満足でした。
おまけに完走テープを切ることができ、また完走メダルも掛けてもらうことができました。アットホームな大変良い大会でした。

マラソンの前後には北京や西安、上海、蘇州、無錫を訪れました。
北京では、故宮や天安門、 天壇公園、圜丘、西暦10世紀に建造されたという美しい島と宮殿、中国に現存する王宮庭園の中では 最古の北海公園を訪れました。また、路線バスに乗って北京の長城の中でも最も有名で、連日多くの観光客があふれている八達嶺長城に行き、傾斜の急な西側の男坂に上りました。北京に5泊し、西安に移動、世界8大奇跡といわれる世界文化遺産の秦始皇帝秦俑博物館の兵馬俑を見学、兵馬俑は中国初代皇帝の始皇帝陵を永遠に守る陵墓の副葬品として埋葬された今衛師団です。その数8000体それぞれ異なった風貌、等身大の大きさで高さ平均1.8m、その景観に圧倒されました。さらに翌日、陝西省歴史博物館、大雁塔、鐘楼など見学、3泊し上海に移動しました。上海では2階建ての観光バスで上海7大スポット南京路、外灘、豫園、東台路、新天地、博物館、田子坊を訪問、翌日は蘇州、無錫を訪れました。

今回の旅は11泊、12日で中国東方航空格安航空券(セントレア→北京→西安→上海→セントレア)が55,000円、11泊ホテル、ユースホステル代が32,000円、その他食事、観光など23,000円合計110,000円の費用で済みました。中国の物価は安く、小籠包(しょうろんぽう)や米粉のヌードルも安くておいしい味でした。今回訪れた5都市で地下鉄やバス、列車を使って移動、ひとりでも自由に行動できるようになりました。

中国に1週間もいると良いことも悪いことも経験します。
北京から西安に空路移動する日、7時にホテルの朝食をとり地下鉄駅まで移動したが、ホテルのポーターが重いスーツケースを引いて駅まで運んでくれ、階段を下るのも下ろしてくれた。地下鉄では、職員がスーツケースの運搬と乗り換えの案内をしてくれ大変助かった。乗り換えた駅、西直門では前の駅から連絡があったとみえ、職員が降車車両の前で待機してくれており、スムーズに効率よく北京空港まで地下鉄で移動できた。皆さんに感謝しなければならず 、北京の人たちの日本人に対する親切な対応がよく分かった。
反日感情とか歴史問題とか言われているが、それは政治家レベルだけの話で庶民レベルでは、日中友好がドンドン進んでおり、政治家も庶民を見習うべきであろうと思います。

とは言え、この6日間、中国の地元の人たちの日常生活をまじかに見て、直接触れ合ってきた経験から言うと、親切なことに驚いたが、反面、中国の人たちの嫌な面も多く見てきました。
中国人気質を一言で言うと「今が良ければそれでよい」だそうで、実際現地で触れ合った
中国の一部の人たちは、他人への迷惑や人が嫌がることも平気で行う、自分のことだけを考えて行動する人が一部ではいるがいることがよく分かっりました。
 
1、入場券やチケットを買うのに並んでいても、平気で割り込みをしてくる。
 
2、そこに立っていると他人の邪魔になるよ うなところに平気で立って人の流れを邪魔する。
 
3、人にぶつかっても平気でなんとも思わない。また、押し合い、圧し合いが好きな国民性なのか、人の集まるところでは、押し合い、へしあいしている。
 
4、地下鉄の乗り降りでは、降りる人に道を開けようとか、待っていようという気持ちはなく、我先に乗り込み、降りる人とぶつかる。時には降りれない人もいる。
 
5、平気で道路に唾を吐く。
 
6、ゴミを道路に捨て、道路はゴミでいっぱいだ。
 
7、ホテルのフロントの人や駅員に質問している最中に、突然割り込み、話し出す。他人が話し中なら自分は後ろで待っていて、その人の話が終わってから話そうという気がない。
8、人も車も交通信号は守らない。横断歩道を渡っているとき、車は止まってくれると思ったらとんでもない、轢かれてしまいます。
9、どこであろうと大声でどなり、しゃべりまくる。外国人は、耳を押さえている。
10、ホテルのフロント以外では、英語で尋ねても、英語では喋らない。

中国の教育はどうなっているのだろう 。このようなことは小さい時から教えなければならないことだと思う。
同時に、「人の振り見て、我が振り直せ」・・・今回自分でも十分に注意しなければと思いました。

以下、数千枚ほど写した中から厳選した写真とその紀行文です。









西安と上海編







万里の長城マラソン・北京へ










5月04日(月) 晴れ
5月05日(火) 晴れ 時々曇り
5月06日(水) 晴れ
5月07日(木) 晴れ
5月08日(金) 晴れ
5月09日(土) 晴












5月4日(月) 晴れ 




今日は北京から西安に空路移動する日、7時にホテルの朝食をとり地下鉄駅まで移動したが、ホテルのサポーターが重いスーツケースを引いて駅まで運んでくれ、階段を下るのも下ろしてくれた。地下鉄では、職員がスーツケースの運搬と乗り換えの案内をしてくれ大変助かった。乗り換えた駅、西直門では前の駅から連絡があったとみえ、職員が降車車両の前で待機してくれており、スムーズに効率よく北京空港まで地下鉄で移動できた。皆さんに感謝しなければならず、北京の人たちの日本人に対する親切な
対応がよく分かった。

反日感情とか歴史問題とか言われているが、それは政治家レベルだけの話で庶民レベルでは、日中友好がドンドン進んでおり、政治家も庶民を見習うべきであろうと思う。
とは言え、この6日間、中国の地元の人たちの日常生活をまじかに見て、直接触れ合ってきた経験から言うと、親切なことに驚いたが、反面、中国の人たちの嫌な面も多く見てきた。...
中国の一部の人たちを一口で言うと、他人への迷惑や人が嫌がることも平気で行う、自分のことだけを考えて行動する人が一部いることがよく分かった。

中国東方航空 MU2106 PEK 北京空港 ターミナル2 10:55  ⇒  XIY 西安咸陽国際空港 ターミナル3 12:55 ⇒  リムジンバス 西安駅 西安隴海大酒店(LONG HAI HOTEL) 15:00  バス降りたところがホテル

ホテルはエアーポートバスを降りたLONG HAI HOTEL(西安隴海大酒店) 、3泊で564元(1泊3600円)で立派な良いホテルだった。
時間があったので、明日の兵馬俑行きバスの下見も兼ね、西安の街を散策した。




































































































































5月5日(火) 晴れ

今日は朝一番に兵馬俑に向かい、丸一日そこで過ごし、沢山の写真を写した。
秦の始皇帝を死後の世界で守るために副葬された、おびただしい数の素焼きの兵士像。この壮大で息をのむような世界遺産の姿である。
この兵馬俑(へいばよう)は1974年、陝西(せんせい)省の農夫により、全く偶然に発見されたものだ。今年75歳になるこの発見者は元気にサインに勤めていた。冒頭の写真が発見者ヤン・シファさんだ。

1974年の旧正月が終わって間もない3月。中国北西部ではその年、干ばつがひどく、ヤン・シファさんは同僚と共に、集団農地に水を引くための井戸を掘ることにした。...
そして3日目の昼ごろ、鍬が、頭の取れた素焼き像の首の付け根のところに突き当たった。後に兵士像と分かるのだが、それにはぽっかりと穴が開いていて、壺のようだった。
だが、掘り進めると、両肩と胸部が現れた。これは窯跡ではなく、寺院跡ではないかと考えた。そしてついに、片足が切断され頭部の取れた実物大の兵士像が出現した。
これが今につながる今世紀最大の発見となる兵馬俑だった。

西安からは7元(140円)の路線バスで1時間ほどかかり、入場券は博物館と始皇帝陵の共通で150元だった。
とにかく息をのむような迫力があり、時間のたつのを忘れて撮影していた。





































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































5月6日(水) 晴れ 

今日は西安でのんびり一日過ごした。
西安は中国の歴史上最も多くの王朝の都となった都城。中国文明の発祥地として、「世界四大文明古都」(西安、ローマ、カイロ、アテネ)の一つと認められている。
城門(古城壁)や、鐘鼓楼 陝西歴史博物館 、大雁塔に行く。

大雁塔...
大雁塔は古都西安のシンボルで、玄奘法師が経典を保存するため建てられて、大慈恩寺にあります。塔は7階建て、高さが64.5mです。
市の南4キロにある。唐の三代目の高宗李治が皇太子のとき、生母文徳皇后の冥福を祈り648年に建てた慈恩寺の境内に立つ塔で、西安のシンボルである。当時の規模はかなり大きかったが、唐代末期に戦乱のため焼き払われ、現存するのは当時の十分の一に過ぎない。
652年にインドから帰った玄奘三蔵法師の願いにより、境内に大雁塔を建て経典を保存することにした。塔は煉瓦でできており、当初は五層の塔であったが、則天武后の時代に大改造を
行い十層になった。しかし、戦乱などで上部が崩壊し、現在は七層で、高さは64メートルしかない。内部の木製のらせん階段を登ると、最上部まで行くことができる。

城門(古城壁)
西安古城壁は完全に保存されている世界最大の古代城壁です。城壁は、周囲13912メートル、高さ12メートル、底の幅18メートル、頂部の広さ15メートルで、厚さが高さより大きい堅固な城壁です。

鐘鼓楼
鐘楼は西安の中心地、城壁内にある木造建築で、すでに600年の歴史があり、三階あるように見えるが、中に入って見ると二階建ての建物です。
西安の中心地、城壁内にある木造建築で、すでに600年の歴史がある。高さは36メートル。見た目は三階あるように見えるが、中に入って見ると二階しかない。釘を一切使わず、継ぎ目のない一本柱様式の珍しい建物である。上部には大きな鐘が一つ吊るされ、昔はは人々に時を知らせていたという。600年の歴史がある木造建築で、見た目は三階あるように見えますが、中に入ると二階建てであることがわかります。鐘楼から見た鼓楼には、 大きな太鼓がある 。

陝西歴史博物館
唐代の建築様式を取り入れた大規模な博物館で、収蔵点数37万点。そのうちの六千点が常時展示されている。
原始社会から明の時代までの長い歴史を代表する貴重な文化財がここにまとまって収蔵されているので、中国の五千年の歴史を一度に巡ることができる。
特に注目を集めているのは唐代の壁画展示で、300平方メートルの唐代の壁画から34枚を厳選し公開している。いずれも中国では最高級のレベルに達している。
これらの壁画には宮廷生活や楽隊、儀仗隊、狩猟風景などが多彩に描かれている。これらは、中国古代絵画の最も重要な遺産である。





























































































































































































































































































































































































































































































































































































































5月7日(木) 晴れのち雨




朝5時に起き、朝食もとらずキーのデポジット100元を返却してもらった後、チェックアウトしホテルを出てすぐ前のエアポートバスの列に並ぶ。6時に出発し西安第3ターミナルに7時に着く。荷物はお土産など増えて23kgになっていた。チェックインの後H18ゲートに向かいパソコンチェックした。
中国東方航空 MU2151 XIY 西安咸陽国際空港 ターミナル3 9:00  ⇒  PVG 上海虹橋国際空港 ターミナル1 10:15

虹橋国際空港着のためリニアカーには乗れず地下鉄でユースホステルに向かう。
上海福州路外?老船?青年旅舍 Shanghai Captain Youth Hostel(Fu Zhou Rd. The Bund) 上海市福州路37号

早目についたので、近所や南京東路などを散策し土地勘を鍛える。
明日の2階建て市内観光バスのキップ売り場もチェックした。
夕食は、隣のファミリーマートの弁当とビールを買う。








































































































































5月8日(金) 晴れ



今日は上海の2階建て市内観光バス(乗り降り自由:100元、2000円)に乗って市内を観光する。自分の好きなところで降り、乗るシステム。レッド、ブルー、グリーンの3種類がある。上海7大スポット 南京路、外灘(がいたん)、豫園(よえん)、東台路、新天地、博物館、田子坊(でんしぼう)を回る。
最初にレッドラインに乗り、外灘(がいたん)と呼ばれるところでグリーンバスに乗り換え、外灘(がいたん)を観光した。大きな近代的なビルの立ち並ぶ一大ビジネス街だ。その後レッドラインに乗り換え、豫園(よえん)で下車して写真を写す。その後グリーンラインに乗り換え静安寺、王仏寺を見学、撮影した。夕食はショーロンポーと米粉ラーメンを食べる。

















































































































































































































































































































































































































































































































































































5月9日(土) 晴れ



朝5時に起き出発の準備をして6時過ぎにYHを出る。地下鉄2号線南京東路駅より人民広場場駅で1号線に乗り換え30分ほどで上海駅に着く。上海列車の紙チケットの受け取り方法 は、「列車の発券電子番号」+「ご利用者のパスポートコピー」を一緒に駅の売場の窓口に提示して、紙の列車チケットを受け取る。パスポートはコピーでOK,3枚とも交換したが手数料はかからなかった。英語は通じないが、コミュニケーションはメモ帳に書いた漢字のやり取りで通じた。
上海駅 08:05 G7268 39.5/59.5元 蘇州駅 08:37 12時ころ蘇州駅出発 無錫へ
G7244 蘇州 12:38 - 無錫 12:53、無錫 16:52 G7067 59.5/94.5元   ⇒ 上海 17:51

まだ時間があったので朝食のサンドイッチとコーヒー(8元)を食べる。列車は新幹線和諧号、300kmのスピードも出る。座席は一等だったのでデラックスでゆったりした豪華な列車の旅を満喫できた。
蘇州四大名園は、滄浪亭そうろうてい、獅子林ししりん、拙政園せっせいえん、留園りゅうえん この順番でタクシーで回ることにする。
タクシーは初乗り10元であと1元づつ増えて行き、ほとんど20元(400円)以下の安い料金だ。また、入園料の90元〜50元は、パスポートのコピーを見せると4ヶ所とも無料になった。外国人優遇処置のためかシニア割引のためか理由はわからなかった。
蘇州四大名園は、いずれも素晴らしい名園だった。

滄浪亭そうろうてい
2000年に世界文化遺産に登録された蘇州最古の庭園。約1000年の歴史を持つ古典園林で、蘇州四大名園の一つ。詩人・蘇舜臣が住んだといわれ、その後も多くの文人や詩人が水と山の融合した風景の美しさに感銘を受けている。起伏に富んだ園内を、ゆるやかな曲線を描きながら走る白壁の回廊沿いに、築山、竹林、楼閣などが点在。市街地の喧噪が嘘のような静かな園内を、ゆったりした気分で散策した。

獅子林ししりん
拙政園のすぐ南。蘇州四大庭園のひとつ。元代至正2年(1342)の高僧天如禅師惟則の弟子が禅師のために、ここに禅式の庭園を築造した。禅師はかつて浙江省の天目山の獅子崖で修行し、如来説法の仏典を「獅子吼」と称するところから、獅子林と名づけられた。
園内は花崗岩の奇石や太湖石が林立し、その太湖石を積み重ねて作った築山は迷路のような洞窟となっている。その妙を称え、獅子林は「築山王国」とも呼ばれている。
清の康煕、乾隆両皇帝は、南方巡回の際、数回にわたりここを訪れ、北京の円明園、承徳の避暑山荘には獅子林をまねて太湖石の築山を作らせたことから一躍天下に知られることになった。

拙政園せっせいえん
中国4大庭園の一つ。官界に失望した御史王献臣が故郷に戻り、明代正徳4年(1509)に唐時代文学者陸亀蒙の邸宅、元時代大弘寺だった旧址に庭園を建造した。園名は晋代の<閑居腑>の一節「拙(つたな)い者がまつりごとをするは悠々自適、閑居を楽しむことなり」から命名された。
庭園を設計したのは、明時代中国の画壇を一斉風靡した呉門画派のリーダー文徴明。敷地面積は約5万平方メートルで、蘇州で最大の庭園。
拙政園の特長は自然を取り込んだ伸びやかで優雅な風格を持つ、明代庭園の典型例庭園である点だ。
庭園は広々とした池を中心に東部、中部、西部の3部分からなり、南部に住居部があり、蘇州博物館となっている。
各庭園部はそれぞれに持ち味が異なり、東部は伸びやかで、野の乙女、中部は優雅にして艶やかな熟女、東部はひそやかでしとやかな淑女にたとえる向きもある。中でも中部の風景は優れ、青々とした水面には古木が、柳が、四季折々の花が映え、古式ゆかしい建物や橋が優雅さをかもし出す。西に遠く眼を移せば北寺塔が絶妙の借景となる。


留園りゅうえん
留園は蘇州城の西にあり、拙政園と並び中国四大庭園のひとつ。明代万歴年間に太朴寺少卿徐秦時の私家庭園の東園として建設された(西園は現在寺院)。
清代の嘉慶年代に改修、園主の劉恕名の姓にちなんで劉園、のちに留園と呼ばれるようになった。
敷地面積は約2ha。蘇州で2番目に大きい庭園。留園は蘇州にある各名園の長所を取り入れられており、東、中、西、北の4つの部分に分かれている。
東部は住居で重厚な建築が中心。中部は山水、西部は山林、北部は田園の趣を現している。それぞれの空間がたくみに組み合わされており、その配置の妙と華麗な庁堂が目を引く。また回廊を飾る「漏窓」と言われる透かし窓も見もの。一つとして同じデザインはなく、その一つ一つの窓から見える眺めも異なり、それぞれに完成された一副の絵画を見るようだ。
また紅楼夢の大観園が再現されている建物や、太湖石の名石冠雲峰、歴代の書道家の書が彫られ、留園法帖といわれている壁の石碑も貴重なもので一見に値する。蘇州 留園(世界遺産)
庭園内の各部屋で、琴、笙、楊琴、ニ胡等民族楽器の演奏がある。

次にG7244 蘇州 12:38 - 無錫 12:53に乗り無錫に着く。バス2元で鼈頭渚公園まで50分くらいかかった。公園の入園料は105元、時間的に入園は無理だったので、太湖のほとりを散策し、尾形大作の無錫旅情を熱唱した。帰りも無錫 16:52 G7067 59.5/94.5元   ⇒ 上海 17:51で無事上海に戻り、南京東路でしょうろんぽうと米粉ラーメンを食べ、明日の帰国に備えて準備を整えた。
上海の夜景は素晴らしかった。

無錫
琵琶湖の3倍の面積を持ち、江蘇省と浙江省にまたがる巨大湖「太湖」を無錫から眺めるならここへ。園内の遊覧船からは、地名の元となった「首が龍で体がカメの想像上の生き物」のような形に見える島「太湖仙島」が見渡せる。1980年代に作られたというちょっぴりチープな仏像群も見もの。
園内の山の上から広大な太湖を見渡せば心も広くなると言われている。遊覧船込みの入場料は105元。園内にはレストランなどもあるのでのんびり一日過ごすこともできる。









































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































5月10日(日) 晴れ


今予定通り、中国東方航空の便で名古屋に無事帰国した。




万里の長城マラソン・北京へ







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 ホームぎふ長良川走ろう会